9月25日から、西荻窪にあるウレシカさんで開催の
「ペットショップにいくまえに」展に参加させていただけることになりました。

いつも全力でおなじみの大サワ工房ですが(ですが!)
今回は特に強い思い入れを持って参加します。
展示のご案内のまえに、
私の思う「ペットショップにいくまえに」を
書いておきたいと思いました。

これは例によって例のごとく、
超長文ですので、お時間許せばご一読くださいませー。

※本家「ペットショップにいくまえに」のサイトはこちら

ペットショップでの生体販売が断つべき悪であるか。
というと、これは違うのかな、と思っています。
「ペットショップにいくまえに」は、
ペットショップを責めるための活動ではないというのが私の受け取り方。
見つめ直すべきは、販売する人間と購入する人間の姿勢です。

ヨーロッパやアメリカの一部ではペットショップで生体を
展示することが禁じられているそうです。
ペットを飼いたいと思ったら、まず紹介センターに連絡して、
ペットを飼う資格があるか審査されます。
その後で数件のブリーダーさんを紹介してもらい、
家族になる子が見つかるまでブリーダーさんを回るんだそうです。
このことを知ったとき、動物を「売る」「買う」というやり取りに、
ここまでの手間がかかることが、むしろ普通であると思いました。

「動物を買う」という是非については、私はとりたてて反対しません。
それは、反対できるほどに現状を知らないという理由からです。
ただそれは、殺処分される動物がいないことが
実現されていればの話です。


「ペットショップにいくまえに」
これは絵本作家のどいかやさんが作られたフリーペーパーですが
私なりにこの活動についての意味を考えました。
「ペットショップにいくまえに、里親になるという選択肢を知ってください」
「ペットショップにいくまえに、ペットを取り巻く環境について知ってください」
「ペットショップにいくまえに、
 ペットを迎え入れることによって変化する暮らしを想像してください」
ペットを飼うと決めたなら、その先にペットを捨てるという選択肢は
存在しないものとしてほしい。
幸せに寿命をまっとうできるように責任を持ってほしい。
それが「ペットショップにいくまえに」を広める上で伝えたいことなのだと思います。

正直、私は現場に身を置いたことがありません。
犬を飼っていることと、少しの間だけ保護犬がいるシェルターで
お手伝いをしたことがあるだけです。
だから、本当のところがいまいち判断出来ない。
なにをどう判断していいのかまだ迷っているところがたくさんあります。
いい情報も、悪い情報も、ネットで調べただけのことは
鵜呑みにしないようにしたいです。

でも、確実にこれは私の主張です!といえるのは
殺処分はゼロにしたい。
ということです。
動物が人間の家で暮らすことに動物の意思は少しも入っていません。
動物の気持ちが理解できているかは議論がありますが、
一つだけ、本能的に生きたいと思っていることだけは
確実に動物の意思です。
そして、人間の意思で迎え入れられた動物だから、
飼われている動物みんなが幸せに寿命をまっとうできたらいいと
思っています。


なんて、いろいろ書きながらも、実はとっても気が引けています。
だって私自身はだめな飼い主だからです。
そんなことを言えるほど、現状に対してなにも貢献できていないからです。

今まで飼った2匹は2匹ともペットショップ出身です。
1匹目の犬「ポチ」はもっと長く生きられたはずなのに病気で死なせてしまいました。
2匹目の犬「はな」はミックス犬(パピヨン+シェルティ)です。
(※ミックス犬については当時あまりよくわかっておらず、
  あとからいろいろ知って怖くなりました。
  幸いにも、はなは皮膚がちょっと弱いけれど、今も13歳にしてまだまだ元気です)
そして、そのはなを実家において私は一人で暮らしています。
全然だめな飼い主です。
未だにだめはだめですが、離れて暮らすはなには離れている範囲内での
最大限の世話を心がけてきました。
東日本大震災以降、もやっと知っていただけの動物を取り巻く問題に興味を持ち
私なりに勉強し、できることを続けています。

はなに関しては、
今年、ペット可の部屋に引っ越してこちらに引き取るつもりだったのですが、
もうおばあちゃんのはなの生活環境を変えるには、
実家でのはなの暮らしは恵まれすぎているので
私の自己満足のためだけに引き取ることは違うかな、と思い今も離れて暮らしています。

そんな私ですので、お前なんかに言われたかないやい。と思われてしまうと
内心びくびくなのですが、
はなが生きているうちは預かりさんもできないし、寄付をするには稼ぎが足りず
こうしてひとりでも多くの人に現状を知ってもらう活動が、
唯一私にできることなのです。

楽しくてすてきな展示を通じて、
多くの人に動物を取り巻く問題について知って考えてもらうきっかけになるよう
よいものを作りたいと思っています。

みなさまのお越しをお待ちしております!

そして、私もまだまだ勉強不足。
もっといろいろ実際の声が聞けるような環境に身を置けるよう
今まで通りの勉強を続けつつ、自分の暮らしをしっかりさせます……。
自分の暮らしもままならない状況では、動物のための手助けなんて
できないですもんね。


蛇足
私がこんなにステキな展示に潜り込めたのは
すべてどいかやさんのおかげです。
以前、東金のシェルターで一緒に犬のお世話をして以来
いろいろと気にかけていただいてます。
どいさん、本当にありがとうございます!

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